台湾旅行記 3日目

臭豆腐で目覚めた朝

くっさ〜、臭豆腐、でもおいしかったなあと思いながら目覚めた3日目の朝。

楽しい時間を過ごしたり心に響く映画を見たりした翌朝、まどろむ意識のなかで思い出しながら浸ることがあるのだけれど、これは食べ物でも同じだ。クセになるというのはこういうことなのだろう。

女子にオススメ、天和鮮物

3-ベジ台湾滞在3日目、朝食にと選んだのはオーガニック食品店 天和鮮物の酵素精力湯。酵素エネルギ—ジュースっていう意味らしい。なんだか迫力ある名前だが、野菜、果物、ナッツをミキサーにかけて、酵素シロップをかけた食べ物でジュースとは言い難い。形が残っている野菜や果物をもりもり食べる感覚で、結構なボリュームだ。見るからに体にいい感じ。これ、日本にあったらいいのにと思う。でも食べ物が安いと思える台湾において350元というのは、日本円にすると1000円くらいするわけだから、なかなかのお値段ではある。

このお店には食材以外にもオーガニックの商品がいろいろと売られている。その中に台湾のオーガニック商品を見つけた。値段も手頃。アロマの精油を使ったリップクリームとハンドクリームを自分とお土産にと購入。女性はこのお店好きだと思う。オススメ! 

 見つけた!最高にうまい水餃子

偶然見つけた食堂が建ち並ぶ通りでは地元の人で賑わっている店をところどころに見かけて心引かれた。今回はガイドブックに頼ったが、次回はぶらりとこういう店に入る旅をしたい。

ランチタイムになったのだろう。オフィスのようなところから財布だけを手にした3人の若い女の子たちが出てきた。友人が着いて行ってみようと言う。地元の人たちがランチに行く店は美味しいんじゃないかというわけだ。なるほど、それは名案だということで着いて行ってみることにした。 

3-餃子店全貌2〜3ブロックほど歩くと、食堂が密集している場所へと導かれた。屋台も並んでいたりして、界隈はランチを求める人たちで賑わっている。ローカルな感じにワクワクしていると、彼女たちが入って行ったのは韓国レストランだった。なるほどローカル女子にはオシャレなチョイスなのだろうが、旅行者の私たちに韓国料理というチョイスはないわ、ということで引き返しかけたところで、私はひときわ賑わう水餃子店の前で足を止めた。

なんだ、この店の賑わいぶりは。そんなにうまいのか? 見ると1個から注文できるようだ。こんなローカルの賑わう中で言葉もできない私たちが果たして無事席を確保できるのだろうかと思ったが、そんなのは一瞬の杞憂に終わった。お兄さんは一見強面だがとても感じのよい人で、スムーズに次々と客をさばいていく様子に感心してしまった。私たちが日本人とすぐに分かったようで、日本語のメニューと注文票を手渡して、ぺこりとお辞儀をした。人気店のようだし、日本語メニューがあるということは、日本人客も多いのだろう。3種類の餃子の中から、普通の餃子とニラ餃子を注文。スープは酸辣湯と丸子湯(いわゆるつみれ汁)の2種類。私は酸辣湯にした。

3-餃子間もなく地元の人で満杯の店内に通されると、若い男の子2人と相席になった。天井が高くてなんの装飾もないシンプルだけれど清潔感のある空間で、地元の人たちがおしゃべりに興じながら水餃子をほおばっている。その中に身を置いていることに気持ちが高揚する。これよ、これ。そこに生活する人たちの日常にまぎれるっていうのが旅の醍醐味なのよ、と喜びに頬を緩ませていると、私たちの水餃子とスープが運ばれてきた。周りを見ると、ほとんどの人が酸辣湯を注文していた。そんなに酸っぱくもなく、まろやかな味の酸辣湯。私は好きだわ〜。友人が選んだ丸子湯もかつお出汁のやさしい味でおいしかった。そしてそして肝心の餃子。皿に盛られた見るからにぷるっぷるの餃子は美しいとさえ言える。普通の餃子を一つほおばって噛み締める。ぐわっ。パンチがあるうまさにノックアウトである。めっちゃくちゃおいしい。ニラ餃子をほおばって噛み締める。ニラのうまみが口に広がる。うますぎるだろ、これ。そうだ、私はこのモチモチした水餃子という食べ物が大好きだったのだ。それにしても、これはうまい。地団駄を踏んでしまうほどに。皮が違うんだろうなあ。台湾に来ることがあったら、ここの水餃子を心いくまで味わいたい。 

店を出る時、レジのおばさんから、ジェスチャーを交えて、味は口に合ったかと聞かれた。美味しいは好吃(ハオツー)と友人から教えてもらっていたのに、この喜びを伝えたいという興奮のあまり「おいしかったです!」と日本語で即答してしまった。でもちゃんと通じたようで、おばさんはとてもうれしそうな顔をした。おそらく、これがオーディションかなんかだったら、私はその役をモノにしていただろう、と思うほどに、心からのリアルな「おいしかったです!」なのだった。

懐かしの味、豆花

3-豆ふあ
友人としばし離れて地下鉄に乗り込む。目指すは騒豆花という豆花の店。豆花(トウファ)は大豆から作られる豆腐のようなデザート。私がまだ高校生の頃、スーパーで売られていて好きだったんだよなあ。公園のすぐそばにオシャレなカフェのようなたたずまいの騒豆花はあった。一番ゴージャスな草苺豆花を注文。苺のことを、こっちでは草苺と書く。味はとてもシンプルで、スルッと食べられてしまう。もう少し練乳とか入れて甘くしてもいいかも、と思うくらいに甘さも控えめのヘルシースイーツなのだ。

店を出て駅に向かっていると、デジタル式の日付表示を見つけてこの日がクリスマスイブだということに気がついて、少しびっくりした。クリスマスって感じがまったくしないのは、巣鴨以上かも。

さて、友人との待ち合わせ時間までに、私にはもう一軒、訪れておきたい店があったので先を急ぐ。 

阿宗麺線

3-あそうめんにぎやかな通りを歩いて行くと、ひとだかりができていて目当ての店 阿宗麺線はすぐに見つかった。店の周りでたくさんの人が立ったまま麺をすすっている。豚の大腸を鰹だしで煮込んだとろみのあるスープにそうめんのような細い麺が入っている。これを食べてみたかったのだ。私は並ぶのが嫌いなので日本では基本的に並ばないが、ここは仕方あるまい。とはいえ回転も速く、そんなに待つこともなく注文できた。

鰹だしがきいていて、ホルモンもプリプリでうまい。重くないのでスルスルいけてしまう。店の隅に3種類のたれがおいてあるので、それで味つけするのもよし。

これで食べたいものはひととおり食べられたと満足。実はこの日は、他にも県泰豊の小籠包と府城台南美食の小腸と麦入り薬膳スープも食していたりする・・・。

〆の臭豆腐

3-しゅうどうふ。じゃあ、最後はこれで占めますか、というわけで、友人とやってきた夜市にて麻辣臭豆腐にトライ。臭豆腐は調理法によって臭さの段階が違うらしい。蒸したのが一番臭いらしいのだけれど、それは見つけることができなかった。そこで、昨日食べた揚げバージョンより臭いと噂の煮込みにしたというわけだ。茶色の物体は鴨の血を固めたもの。でも、これがびっくりするくらいクセも臭みもないのだ。それにしても麻辣臭豆腐はそんなに臭くない。私は揚げ派だな。結局我慢できず、臭豆腐は別腹とばかりに揚げバージョンも食べちゃった。

私はすっかり臭豆腐に魅了された。次回台湾に来る時には、臭豆腐の味比べをして、自分の名店を探したいと思う。

臭豆腐で始まり臭豆腐で終わった3日目なのであった。

お腹がはちきれそう・・・。

2つのブログランキングに参加しています。ポチポチっと押して応援していただけたらうれしいです。
 読んでいただき、ありがとうございます。

ブログランキング・にほんブログ村へ 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントフィード

トラックバックURL: http://wild-oat.net/taiwan-day3/trackback/